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レチノールが不足すると夜盲症になるってホント?

レチノールが不足すると夜盲症になるってホント?

レチノールという言葉を聞いたことがありますか?

レチノールとは最近話題になっている美容成分で、ビタミンAの一種です。
元々ニキビ薬で使用されており、レチノールをニキビが気になるところに塗ると皮脂の過剰分泌が抑えられ、ニキビの解消と新陳代謝を上げることでニキビ跡を改善することが出来ます。
レチノールや緑黄色野菜や動物性食品の中に多く含まれており、食品からの摂取も可能です。

ところでこのレチノールは夜盲症に効果があります。
夜盲症とは暗い所や夜間になると目が見えなくなる病気のことで別名「鳥目」とも呼ばれています。
そんな夜盲症をレチノールが本当に解決するのでしょうか?

 

体内で重要な働きをするレチノール

◆レチノールとは脂溶性ビタミンで、揚げ物や炒め物との相性が良いです。
サラダとして摂取するときは、亜麻仁油やオリーブオイルをかけることで体内への吸収がアップします。
視力の維持や皮膚と粘膜機能を正常に保つため、私たちの体には重要な栄養素なのです。

このビタミンAが不足してしまうと、網膜状での暗順応に必要なロドプシンという物質を生成できなくなってしまいます。
レチノールが不足すると粘膜機能が弱まってしまい、感染症にかかりやすくなってしまいます。
以前は食糧不足という問題から、このビタミンAが不足し夜盲症の患者さんは多かったのですが、
現在は食糧が豊富で、ビタミンAを含むレバーなどの肉類や、ビタミン前駆体でもあるプロビタミンを多く含む緑黄色野菜をしっかり摂取すれば、レチノールが不足することがありません。
栄養状態が悪いアフリカ諸国の子供たちの間では夜盲症や目の乾燥が進んでしまい失明に至ることもあります。
プロビタミンAとしてはβカロテンが良く知られています。
このβカロテン体内で変換されてレチノールになります。
また現在でビタミンAを含む医薬品はわずかしかありません。
そのため、なるべくなら食品からの摂取がおすすめです。

◆レチノールは夜間視力を維持したり皮膚や粘膜を健康な状態に保ちます。
妊娠や授乳期・病中病後の体力低下時や発育期にビタミンA主薬製剤を用いられます。
現在の日本人は食糧が豊富なのにも関わらず、ファーストフードやコンビニ弁当ばかりで過ごす人が多く、栄養バランスの偏りが目立ちます。
それによって夜間目が見えにくくなってしまったり皮膚の健康維持が出来なくなりトラブルになっています。

レチノールの1日の摂取量は年齢ごとによって変わってきます。
12歳から14歳は550㎍、18歳から29歳は600㎍、30歳から49歳は650㎍になっています。

 

過剰摂取には要注意

◆レチノールは過剰摂取することで
脳脊髄圧の上昇、皮膚の落屑、脱毛や筋肉痛、肝臓に過剰に蓄積されることによる肝機能障害、妊娠初期は胎児の奇形や流産リスクを高めてしまいます。
緑黄色野菜から摂取するβカロテンでは、体の中で必要な量しか生成されないため、ビタミンAの過剰摂取が起こりにくいです。
レバーによるビタミンA過剰摂取には注意をするようにしましょう。

◆逆に不足してしまうと、角膜乾燥症から失明に至ることもあります。
成人では夜盲症、角膜上皮や結膜上皮の角化症。
免疫機能が低下してしまったり粘膜上皮の乾燥による感染症にかかりやすくなってしまいます。

大量に摂取してしまうと急性の症状でよくあるのは頭痛です。
最近頭痛が多いなと感じたらレチノールの過剰摂取も考えられます。
サプリや食事からによるビタミンAの過剰摂取を防ぎ、年齢に合った摂取量をきちんと守ることで副作用の心配もなくなります。
いつまでも若々しいクリアな視界を維持できるように、食事からしっかりレチノールを補いましょう。